ブログ初投稿です!
(有)スワコーポレーション 専務の諏訪康彦です。
6月27日に開催された群馬中小企業家同友会の伊勢崎支部例会に参加してきました。
この会は「社長の学校」というキャッチフレーズを使用しているくらいで、皆さん参加者は真剣に講演を聴き、その後、本音を出し合いながら熱くグループ討論をします。
今回のテーマは「二代目から三代目へ」です。
群馬合金の会長(二代目)と社長(三代目)のお二方がそれぞれお話をしてくださいました。
それぞれの想いや苦労を語っていただきました。
会長の印象に残った言葉は「俺はもう社内会議には出ない」
「経営にロマンは必要だよ」
会長の会議に出ないという発言には重みを感じます。やはり会長が出ると、遠慮して本音の言えない社員も出てくるでしょうし、発言したらどうしても色のついた特別な意見としてみんなは受け入れてしまうでしょう。
ましてや、会長は会社をかなり大きくした実績の持ち主です。相当な剛腕社長でした。
フィリピンにも工場を稼働させたり、売り上げも相当伸ばしました。
そんな会長が会議に出ないという決心は、現社長への信頼の証拠だと感じました。
私自身も事業継承を控えている立場として、考えさせられることがたくさんありました。
グループ討論では、身内に継承させるのではなく、M&Aのことや、社員の中から優秀な人を社長にするなど、切り口の違う意見も出ました。
親子仲の問題であったり、事業継承のテーマは今までも何度も参加しましたが、討論は白熱しますね。
とにかく、事業継承についてもこれが正解なんてものはなく、それぞれの会社がそれぞれの形で、仕事が営まれれば良いのではないかなと、改めて思いました。そして、そこに少しでも働くことへの喜びであったり、楽しさがプラスされれば、何よりだと思います。